Javaの真偽値(boolean、Boolean)について


Javaの真偽値を返す型、プリミティブ型のbooleanと参照型のBooleanの紹介です。

😀 プリミティブ型の真偽値:boolean

プリミティブ型のbooleantruefalseのどちらかを返す型です。

boolean flag = true;

System.out.println(flag); //=> true
  • 条件によって処理を分岐する場合に用います
  • 初期値はfalseとなります

😸 参照型の真偽値:Boolean

参照型のBooleanboolean値をラップしたものです。文字列への変換メソッドや定数等が格納されています。

Boolean flag = Boolean.parseBoolean("True");

System.out.println(flag); //=> true

🐹 文字列(String)への変換

boolean b = false;
System.out.println(b.toString()); //=> false

🚌 Booleanでnullを含む可能性がある場合の判定

Booleannullの可能性がある場合の判定はBooleanUtilsを使うと良さそうです。

Boolean flag;

// trueの判定
BooleanUtils.isTrue(flag);

// (nullかtrue) or false の場合の判定
BooleanUtils.isNotFalse(flag);

// 文字列にする
BooleanUtils.toString(true, "t", "f"); //=> "t"
BooleanUtils.toString(false, "t", "f"); //=> "f"

一般的にはbooleanを使うべきなんですが、レガシーなシガラミがあるとこんな書き方をすることがある気がします。

🗻 参考リンク

🖥 VULTRおすすめ

VULTR」はVPSサーバのサービスです。日本にリージョンがあり、最安は512MBで2.5ドル/月($0.004/時間)で借りることができます。4GBメモリでも月20ドルです。 最近はVULTRのヘビーユーザーになので、「ここ」から会員登録してもらえるとサービス開発が捗ります!

📚 おすすめの書籍