2/10に開催された『masuidrive&吉田パクえ氏と考える「一生、エンジニアであり続けるために必要なこと」 : ATND』を聞いてきました!
masuidriveさんはエンジニア経験の中で『自分の得意な仕事のやり方』を見つけて、自分にフィットする働き方を突き詰めているのがカッコ良かったです。吉田パクえさんは『信頼できる仲間』を見つけてその中で自分を活かせるポジション創り出されているのが印象的でした。
今回はこの講演の中で特に参考になった点を中心にまとめていきます。
🐹 一生エンジニアとして生き続けていくために
まず最初のmasuidriveさんのセッション、『一生エンジニアとして生き続けていくために』の簡単なマトメです。
エンジニアを続けていくために学ぶこと
一生エンジニアを続けるためには、効率的に学び続けることが重要だと思います。
1) 投資効率が高い技術・基礎技術をしっかり学んで応用に結びつける 2) 実績を積むことで周りの理解を得ながら、継続的に学び続ける 3) レイヤーの低い技術を学んで、10年サイクルで戦える技術を磨く
たとえば高校レベルの数学(数学・行列・三角関数)を本気で学びたいときには予備校がやっている夏期の集中講習に通うのもありだそうです。考えた伴かったですが、基礎力をつける上でこれ以上ないすばらしい選択肢です^^
目標を決める
masuidriveさんは『目標』を強く意識されているのが印象的でした。
1) 5年後の抽象的な目標を立てる(masuidriveさんは語圏のスピーカーとして活躍) 2) 5年後の目標に対して線表を引く、タスクを洗い出す 3) 日々の自分の行動に落としこむ、現状にあわせて定期的に線表を引き直す
また、1つひとつが点でつながっていないように見えても、それを点から線につなげていくことが大切だとおっしゃっていました。スティーブ・ジョブズのスタンフォード大での講演です!
視点を広げる
1) 自分の幅(自分の社会)を自ら広げていく 2) 周辺知識・周辺分野を広げる => ITだけを見てはダメ 3) 10年後の僕らに仕事をくれるのは年下 => 年齢層も幅広く
3ヵ月ほど前にもかなりキャリアを積まれたコンサルタントの方もまったく同じ話をしていました。自戒を込めていうと、ITの人って見識が狭くって同じ職種の人と一緒に行動しがちですが、それが凝り固まった考えにつながっているのかもです。
参考リンク
🍮 一生、エンジニアであり続けるために必要なこと「負けてからのエンジニアライフ」
続いて、吉田パクえさんこと@yuya_lushの講演の簡単なマトメです。ちなみに「パクえ」というお名前は「パブリック クラウド えばんじぇりすと」の略だそうです。眼から鱗でしたw
問い
吉田パクえさんの講演の一番大きなテーマは、
何を理由にエンジニアを続けているか?
でした。IT業界はいつでも人材不足・高齢化が進んでいて、クラウドの活用等によって省力化が進んでいます。こんなエンジニアという職種の本当の魅力とはいったい何なんでしょう?
吉田パクえさんの答え
上の問いに対する答えは人それぞれだと思いますが、こちらは吉田パクえさんが起業された際の企業理念だそうです。
Happy Work! Happy Life! => 人生で大きな時間を占める『仕事』。多くの人が楽しいと思える状況を作りたい。
これはアメリカの有名なことわざで『Happy Wife, Happy Life!』をもじったものですが、僕もすごく共感できます。これからの人生の大半を費やす仕事には、『楽しさ』が超重要ですよね!
差別化戦略
そして、吉田パクえさんが『エバンジェリスト』として活動されている上での次のような「差別化の戦略」をとられているそうです!
1) より多くの人に影響をあたえることができるようになりたい 2) 教える・アウトプットする => 巡り巡って、より多くのベネフィットを得ることができる 3) 人がやりたがらない、やれないこと => そんな隙間を狙っていく 4) 思っていたことが実現できなかった時 => 自分と向き合うチャンス
実践
こちらは吉田パクえさんが実践されていること。
1) 自らの価値を自分で定義する 2) 次に周りを見て何に役立てるか? 3) 一人では困難でも仲間となら 4) ギブアンドテイク => 良い人間関係を築く
🎃 雑感
職場の同僚さんに若手が多いので、普段はなかなか聞けない話がたくさんあって本当におもしろかった!