『コーチングのプロが教える「ほめる」技術』を『Kindle Voyage』で読みました。
2015年5月3日時点ではkindle版の価格は、コーヒー1杯分強のお値段で気軽に買えるお値段です。
肝心の内容ですが、すでに購入後に2度読んでしまうほど、すごくためになることばかり書かれています。
メインのターゲットは、部下をもつ上司です。
そのうえ司が部下のモチベーションをいかに向上させるかという、
コーチングのお仕事をされている筆者の視点で書かれています。
ですが、実際には部下上司の関係だけじゃなく、同僚や友達、恋人、
家族へのコミュニケーションにも活かせる内容が満載です!
今回はこの書籍の中で特に役に立った点を中心に書いていきます!
🐝 アクノレッジメント
アクノレッジメントとは、日本語では承認です。
相手の変化や違い、成長や過程・成果に気付き、相手に対して「私はあなたの存在をそこに認める」
と伝える行為・言葉のことを言います。これによって、相手は次の行動やチャレンジに対して
モチベーションをアップさせることができます。
この本では、このアクノレッジメントの実例や効果、実践方法などがかなり細かく記載されています。
今までコミュニケーションのうまい人がやっていたけど、自分で言語化できなかった部分ですが、
そういうことだったのかと、目からウロコの言葉でした。
🚌 認めること・褒めること
たとえば人に仕事を「任せる」のもアクノレッジメントのひとつ。
その人を信じて、その人に委ねることは勇気のいる行為だけどすごく大切なこと。
また、相手の存在価値を高めることも大切。自分にとっていかに相手が
大切かを伝えることは大切なアクノレッジメントのひとつ。
時には部下を「接待」することも大切。その人を本当に動かしたいのであれば、
その人に対して「重要感」を感じてもらえるようにする必要があります。
🏀 人によって接し方挟まざま
アクノレッジメントの観点で見た場合、次の4つのタイプに分類することで、
接し方を切り替えることができるそうです。
コントローラー => 行動的、野心的で、状況を自分でコントロールしたいと思うタイプ プロモーター => とにかく褒められたら木に登ってしまうタイプ サポーター => 周囲からの期待に答えようと、こつこつ努力するタイプ アナライザー => 状況を分析し、冷静に判断をするタイプ。専門性を認める必要がある。
実際には複数が組み合わさっていたりと一般化しづらい部分はありますが、
大まかな分類を持っておくだけでも、よりよいアクノレッジメントができます。
『Test.jp / 自己診断テストサイト』などのサイトで
判定テストがあるそうなので、ぜひトライしてみてください!
🐰 相手の立場に立ったコミュニケーション
当たり前ですが、なかなかできていないことのひとつとして
『相手の立場に立ったコミュニケーション』があると思います。
- 人に「お願い」するときには、理由や重要性を説明する
- 人は他人に対して「警戒心」をもつ。警戒心を解きほぐすために、まずは自分をオープンにする
- 相手の話を聞く。リフレイン「相手の言ったことを繰り返すこと」は大切なコミュニケーションのひとつ
🐹 Kindle Voyageいいよ!
この本ですが、『Kindle Voyage』で読みました。kindleは6インチでちっちゃいから読みにくい
とか、白黒残念とか脳内で妄想していました。でも買ってみると自分の読書体験を塗り替えるほどのプロダクトでした。
何より読みやすい、読書が楽しいです。voyageなら、画面もめっちゃきれいです。