『最新SEO動向京都大学との共同研究によるデータ分析と検索エンジン』に出席しました! 


京都大学との共同研究によるデータ分析と検索エンジンの変化から見る最新SEO動向』に参加しました。1時間ほどのセッションでしたが、最新の研究成果をベースにした発表だったので有益な情報満載でした。今回はその中から特に印象に残った点をピックアップして紹介します。



🐮 検索エンジンが重視している要素

サイバーエージェントと京都大学とで検索エンジンの傾向を分析。その研究の中で特に検索結果のランキングとの相関が高かったのは次の項目とのことです。

(1) 被リンク総数(Naverまとめ、OKWave、はてなブックマークなど)
(2) ソーシャルシグナル(Google+、Twitterカードなど)
(3) プレーンテキスト総文字数、単語数、bodyサイズもリッチなものが好まれる

もちろんtitleタグやhxタグへのキーワードの挿入なども重要ですが、このあたりは今ではどのサイトでも実施していることですので、やるべきことではあるが差別化のポイントではなくなりつつあるようです。

🎂 いまやるべきSEO対策のポイント

* ペナルティの回避
* 良質なリンクを集める
* コンテンツの強化

当然の内容ばかりですが、だからこそよりこの3つをより突き詰めて考えることが重要だと思います。また優良なSEO業者と良好な関係を築くことで最新情報のキャッチアップと適切な施策の選定を進めることができるとのことでした。

ペナルティの回避

最新の検索エンジンのトレンドは、不適切なコンテンツをランクアップさせないことが特に顕著だそうです。たとえば、strongタグを大量に使ったり、アンカーテキストを使い過ぎると急激にランキングが下がることがあるそうです。常に最新のSEO情報をキャッチする必要がありそうです。

優良な被リンクを集める

良質なコンテンツは、自然リンクを生みます。トラフィックを生むリンクが被リンクとして有効といわれています。被リンクを集めるための施策としては次の方法が効果的です。

(1) ゴールデンタイム 20:00-24:00に記事を配信して拡散させる
(2) Twitterカード、Google+でのシェアを重視する
(3) Naverまとめにまとめやすいようにコンテンツを細分化する
(4) OKWaveの回答に使いやすいように、回答になるようなコンテンツを作る
(5) はてなブックマークでブックマークされやすいように備忘録的なコンテンツを作る

ただし小手先な対策よりも、最終的には人が見てどれだけ有益かという点を重視すべきなようです。

コンテンツ強化

たとえば、野球に関するサイトが次のように2つあったとします。

(A) 野球 => プロ野球、巨人のコンテンツを持つ
(B) 野球 => プロ野球、メジャーリーグ、野球用品、巨人、ヤンキース、グローブのコンテンツを持つ

この場合は、(B)のサイトの方が本質的にはリンクが上がりやすいです。理由は、共起語(野球とグローブ、バット)など関連情報をいかに組み込むか大切だからです。

👽 情報収集

Googleのウェブマスター向けガイドラインは必読。

海外のSEO対策で極めるアクセスアップ術SEMリサーチなどのブログも常にキャッチアップすべき。

それ以外ではSNSやカンファレンス、SEO Meetupなどを活用すべきとのことでした。

🗻 まとめ

* リンクが益々重要
* コンテンツはキーワード情報を網羅して関連度を高める => 最重要
* コンテンツを工夫してリンクを集める
* リンクはソーシャルメディア中心にあつめる(シグナル)
* ペナルティにならないように最新情報をアップデートする

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