馬券裁判という本を読みました!


完全に趣味で「馬券裁判 ─競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実─」という本を読んだのでそのレビューです。

この本は、30億円の当たり馬券と28億円のハズレ馬券を出して国税から10億円の追徴課税を受けながら、結果としてはハズレ馬券が経費という判決を最高裁で勝ち取った筆者の購入法の考え方や裁判の記録が書かれている書籍です。


🐹 セオリー

  • 強い馬が勝つわけではない => 過小評価されている馬を買う
  • 回収率を重視する。ただし、一定の的中率を保つのも重要。
  • 仮説を立て検証 => 有効なファクターを見つける
  • 絞込方式よりも加点方式がいい
  • 信頼性の低いファクターがノイズにならないようにする
  • 高精度なファクターをできるだけ多く準備する
  • 自分の投票によってオッズが下がらないように掛金を抑える

🚌 過小評価の評価のために点数をつける

  • 近走で「出遅れ」のある馬なら+1点
  • 近走で「道中で不利」を受けた馬なら+1点
  • 近走で勝ち馬の0.5秒以内なら1点、0.2秒以内ならさらに+1点
  • レースが芝の場合に、近走のダートで好走している馬は-1点、凡走している馬は+1点
  • レースがダートの場合に、近走の芝で好走している馬は-1点、凡走している馬は+1点
  • レースが良馬場の場合に、不良馬場で構想している馬は-1点、凡走している馬は+1点

🏈 傾向分析

  • 前走の出走頭数で順位を補正する => 8頭の2着より、18頭の5着のほうが早い場合がある
  • 偶数番を優先する => 奇数、偶数の順にゲートに入る。ゲートはストレスなので短い偶数が有利。
  • 前走の着順が4-7着の回収率が高い
  • 前走ハイペースの馬ほど評価されやすい

🐞 感想

筆者が仮説 => 検証の合理的なプロセスをとって有効なファクターを分析していた点がすごくおもしろかったです!

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