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『電子書籍を無名でも100万部売る方法』で学ぶターゲット・マーケティング

電子書籍を無名でも100万部売る方法』を読みました。著者のジョン・ロックさんは、インディーズ作家として初めてアメリカのAmazon Kindle ランキングで1位を獲得した作家さんです。僕がこの人を凄いと感じた点は次の3点です。

(1) 自分の著書に共通して登場する主人公キャラクターを作ってそれを育てる
(2) ブログやTwitter、メルマガを最大限に活用して、熱烈なファンを獲得する
(3) ニッチ分野の本を書くことで、明確なターゲットが満足してくれる作品にする

著者は自分の作品をデジタル・コンテンツとして捉えて、ターゲットに合わせて商品を作り、自分の著書やブログ・Twitter・メルマガを通して、がっちりとファンを囲い込むという戦略を作り上げた著者は本当に素晴らしいと感激ました!ということで、書籍の中で特に印象に残った点をまとめます!

効率の悪いマーケティング手法は捨てる

著者は出版業界で伝統的に行っている『新聞取材やプレスリリースなど』では効果が低いと実感したそうです。レガシーに使われているマーケティングは『自分の頭で効果を考する or 実際に効果を測定する』ことが重要だということでしょう。

特定の顧客のためにコンテンツを作り、特定の顧客を集客する

特定の顧客のためにコンテンツを作る』、『特定の顧客を集客する』という言葉は何度も聞いてきましたが、この本を読んでその意味をようやく理解できました。ニッチ顧客の目的を把握しやすく、そのためのコンテンツを作りやすい。出来上がったニッチなコンテンツはファンの満足度が高く、継続的な購買活動を行ってくれるということだと思います。

以下は著者が実際に、ニッチ顧客のためにコンテンツを作り、マーケティングを行った内容です。

顧客への直接ヒアリングでコンテンツの内容を決める

コンテンツ(プロトタイプ含む)に対するターゲットユーザーを探しだして、ユーザーのニーズや類似商品のヒットの要因を探し出します。筆者は実際に次の方法で実践したそうです。

(1) コンテンツのユーザーを明確に定義すること
(2) 複数の友人にコンテンツを見せて、気に入る人の共通点を探しだす
(3) 気に入った人達に共通する理由を考える
(4) 気に入った人達に対してコンテンツの中身についての質問を行う
(5) 気に入った人達が他に好きなコンテンツを探して、ウケる要素を見つけ出す
(6) 読者傾向をよりイメージするために、ペルソナを作り上げる
(7) ペルソナが満足してくれるコンテンツを作りこむ

プロジェクトの実行計画と達成可能な目標を立てる

書籍の販売数のような不確定な要素の目標は必要としません。代わりに、プロジェクト実現するために必要な『行動』と『マーケティング施策』を列挙し、その中で達成可能なマーケティング面での目標(Twitterのフォロワー数100人など)を立てます。一見当たり前のことですが、実行計画に現実的なマーケティング施策を織り込むことの重要性を実感しました。

電子書籍で実際に行ったマーケティング施策

著者が行った電子書籍のマーケティング施策の一例です。

* 複数のコンテンツを予め準備することで、顧客の2冊目以降の需要を狙う
* 固有名詞をブランド化することでブランディングを行う
* 書籍インタビューや面白いネタ、感動ネタをブログにしてSEO/ソーシャル対策
* 大手出版社とは異なる低い定価でランキング対策や顧客の住み分けを狙う
* ファンとのコミュニケーションを自ら行い、生涯のファンを生み出す
* 購買後の書籍へのレビューを分析して、次回作に活かす
* ファンを囲い込むためにブログやメルマガへの導線を作る
* Twitterのハッシュタグでバイラルのための仕組みを作る
* 思わず人に話したくなる(話題になる)ようなシーンを書籍に書く

上記の内容は、電子書籍以外のコンテンツでも応用出来る施策です。僕も今後の仕事の中で活かせそうなヒントが詰まっています!

さいごに感想

ここまでの記事は僕が本を読んで自分なりの解釈を加えているため、見苦しい部分もあるかとおもいます。どうかご容赦下さい。

最後に書籍の感想です。著者は実業家の経験もあり、ソーシャル・ネットワークへの理解も深そうです。だからこそ出来た離れ業という印象もあります。ただ、実践してきた内容はどれも僕がこれから真似・応用できることばかりなのでデジタル・コンテンツに関わる人にはぜひ読んで欲しい、素晴らしい書籍だと思います!

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