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Ruby on Rails と Objective-C は酒の肴です!

SCRUM/アジャイル開発の入門資料を全力でまとめてみた

アジャイルサムライ-達人開発者への道-』に続いて、アジャイル開発のバイブル的書籍『SCRUM BOOT CAMP』を読みました。SCRUMの実践的な知識を漫画をおりまぜながら、本当にわかりやすく書いている良本でした。これから何度も読み直して、アジャイルの習得に努めます!

ということで、今回は書籍を読む過程であつめたSCRUMやアジャイル開発に関するスライドやPDF、ブログ記事などをまとめていきます!


アジャイル開発手法特論

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産業技術大学の2013年2Qの講義『アジャイル開発手法特論』の資料だそうです。SCRUM BOOT CAMPの著者の一人であるながせ☆みほさんの作です。ちなみにながせさんのブログ上に#6までの資料がアップされています。他のスライドもかなりのボリュームで読み応え抜群です!

Scrumの開発者による資料 Scrum Guide

Scrum Guide

Scrumの生みの親であるKen Schwaberさんと、Jeff Sutherlandさんが書いた資料を角征典さんが翻訳した日本語の資料がPDF形式で『Scrum.org』で無料配布されています。

ページ数はわずか16Pで、内容はScrumの目的や思想、キーワード、プロセスの進め方の要点を中心に書かれています。角さんの素晴らしい翻訳のおかげでとっても読み易いです!

Scrum基本のキ

From Scrum基本のキ

こちらの資料は『アジャイルサムライ』の著者の一人である西村直人さんのスライドです。Scrumの基本的な要素をわかりやすい言葉と図で説明されています。

この資料の中で特に印象的だったのは、『アジャイルは習得が困難。やることの見せ方を変えただけ。手軽にできるようにした分、ケアできないことは別の方法で補完しなければならない』という部分です。コレも忘れないようにします!

スクラム入門

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次に『スクラム入門』の紹介です。これはPDF形式のスライドで、スクラムを実践するに当たって意識すべきポイントや、うまく行かなかった場合の対処ポイントなどの要点がまとめられています。

個人的には最後に書かれていた『組織から信頼を得てからしか変化は起こせない。自己改善に専念して、組織に責任を押し付けない。毎月計画通りにバグなしで納品するチームにならないと信頼を得られない』という言葉が印象的でした。肝に銘じます!

Scrum概論

From Scrum概論

Scrum概論はマネージメント層の視点で、Scrumを俯瞰的の捉えて説明をしている資料です。大学の講義用の資料ということです。Scrumの導入を考えたり、Scrumを別の視点で捉え直す時に読んで欲しい資料です。

「正しいアジャイル」でなくてもいい

From 「正しいアジャイル」でなくてもいい

スライドの題名は少し過激ですが、中身としてはアジャイルの理解度が低いチームに効果的にアジャイルのベストプラクティスを取り入れた事例です。『開発プロセスは自分たちで進化させるもの。スキルのある開発者がいれば、彼らが学習して新しい開発プロセスを決めればいい。』という言葉が身にしみました!

@ITで新規事業として開発したQA@ITの事例

From ソーシャルコーディング革命後の開発委託の世界〜QA@ITの事例

こちらの資料は少し趣が変わって、@ITで新規事業として開発したQA@ITをソーシャルコーディングとアジャイルで開発した事例です。アジャイルの要素はさらっと流されていますが、全体としては成功事例としてわかりやすい&面白い事例だと思います!

ユーザーストーリーとは?

From ユーザーストーリーとは?

アジャイル開発の中の『ユーザーストーリー』に焦点を当てたスライドです。ユーザーストーリーを作る上でのポリシー、ストーリーのサンプルや分割の方法などについて書かれています。特に『受け入れ基準』をしっかりと決めることは、End-to-Endのテストを書くためにも重要なことだと注意していきます!

振り返りとは?

From 第17回すくすくスクラム 振り返りの基礎はこれだ!

アジャイル開発の中の『振り返り』に焦点を当てたスライド。振り返りでは『K(続けたいこと)、P(問題)、T(試したいこと)』をチーム内で共有して、開発プロセスの更なる改善をすすます。振り返りをすることの難しさをどうやって解決していくかの方法論があり、すごく勉強になります!

書籍:SCRUM BOOT CAMPの感想

SCRUM BOOT CAMPはアジャイル開発の中で発生する幾つかのケーススタディを通して、実践に活かせる知識を学ぶ事ができます。各章の構成は導入部分に2〜3ページのポップな漫画があり、その後に要点をわかりやすく説明してくれています。


SCrumの本当の意義

SCRUMは実践したから開発が上手くいくというものではない。SCRUMは問題点が見つけやすくなり、その問題点の改善をチームで行うことで結果としてソフトウェアの開発が成功するというモデルだ

From SCRUM BOOT CAMP P.262-263の要約

なるほどな、と思わず膝を打ちました。つまり『開発のプロセスを計測しやすくしていること』にこそ、SCRUMの本当の価値があるんですね。そして、より大切なのはそのことを理解してチーム一丸となって問題点を洗い出し、積極的にプロセスを改善していくことなんですね!

プロダクトオーナーとスクラムマスターの重要性

プロダクトオーナーはプロダクトの結果責任を負う。スクラムマスターはアジャイル開発・SCRUMのポリシーをプロダクトオーナーと開発チームに理解してもらう。そして、プロダクトオーナーと開発チームの橋渡しをすること。

From SCRUM BOOT CAMP P.24-39の要約

これを『本当の意味で実現すること』は僕の知っている日本の会社組織では相当に難しいと思います。僕の知っているプロダクト的な成功事例はあるベンチャーで、ファウンダーがプロダクトオーナーとスクラムマスターを兼任していた場合です。ただしこれは、SCRUMとしてはNGだそうです。理由は開発チームに無理をさせるから。確かに開発チームは毎週休日出勤してるっぽいですw

スプリント完了の定義とレビュー

スプリント完了の定義

上の図はスプリント(開発のスパン)完了の定義を表しています。完了の定義をスクラムチーム内で合意して、スプリントというのゴールを見失わないようにすることが大切なんだと感じました。スプリントの終わりのレビューではソフトウェアの品質と、プロダクトへの期待の2つの視点で成果物を考えることが重要です。

おまけ:Scrumのインフォグラフィックス

スクラム概要の絵

Scrumのインフォグラフィックスを見つけたので『スクラム概要の絵へのリンク』を載せておきます。英語版には萌え絵版もあるっぽです。日本語に翻訳したいおww

Special Thanks

Scrumに関する無料の日本語資料のまとめ

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