export
はLinuxの環境変数を設定するためのコマンドです。
環境変数はシェルから実行したコマンドにも引き継がれる変数です。
🏀 環境変数を設定する
環境変数を設定したい場合はexport 変数名=値
の書式で設定します。
export HOGE=fuga |
永続的に環境変数を設定したい場合は、~/.bashrc
や.bash_profile
にexport
文を書きましょう。
🚜 環境変数を表示する
export -p
で設定されている環境変数の一覧を表示します。
export -p |
👽 環境変数を削除する
export -n 変数名
で設定されている環境変数を削除します。
export -n HOGE |
🐯 exportのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
-n |
指定した環境変数を削除します |
-p |
設定されている環境変数のリストを表示します |
🗻 補足:シェル変数と環境変数の違い
export
をつけて宣言した変数は実行したコマンドにも変数が引き継がれます。
一方でexport
をつけずに宣言した変数はシェル変数と呼ばれ、子プロセスには引き継がれません。