straceコマンドはプロセスが呼び出すシステムコールをトレースすることで、不具合の手がかりを探すことができます。(Macであればsudo dtrussでシステムコールを確認できます)
sudo strace -tt -s 1024 -p [PID] |

🏈 便利なオプション
straceのオプションをいくつか紹介します。
| オプション | 説明 |
|---|---|
-c |
システムコールの呼び出された回数、かかった時間などの統計情報を出力します |
-e trace=xxx |
特定のシステムコールに絞ってトレースできます |
-o |
ファイルへ出力します |
-p [PID] |
プロセスIDを指定します |
-s |
出力文字数を指定します |
-tt |
文頭にタイムスタンプをマイクロ秒単位で出力します |
🗻 応用例
nginxがどの設定ファイルを開いているか
strace nginx 2>&1 | grep 'open' | grep '.cnf' |
