酒と泪とRubyとRailsと

Ruby on Rails と Objective-C は酒の肴です!

Mountain Lion Rails 最新環境 詳解 構築手順 [Homebrew][MySQL][rbenv][Ruby]

Mac Mountain LionにRailsのモダンな開発環境を構築するまでの一連の手順をまとめました。開発環境には好みがあると思うので、Macを新しく買ったり、OSを再インストールした時などは良かったら使ってください!


目次

(1) 基本ソフトウエアのインストール
(2) Xcodeの初期設定
(3) Homebrewのインストール
(4) Gitのインストール
(5) MySQLのインストール
(6) rbenvのインストール
(7) Railsのインストール
(8) Tips集

(1)基本ソフトウエアのインストール

Macのアプリをインストールします。(Brew Caskで自動インストールにトライしてもありかも)

Mac App Storeからインストール

XCode - 必須

Homebrewでコンパイルするときに必要

XCodeをインストールしたら、XCodeを起動してCommand Line Toolをインストール。

fpu_tmp_1355294056.3931_945c27

fpu_tmp_1355293979.2283_d1e743

Mac App Store - Dash (Docs & Snippets) - 好み

スニベットツール(よく使うコードを登録して、短縮キーワードで呼び出す)、無料でも使えるが、かなりの割合で購入(850円)を勧めるアラートがでます。 もし、テキストエディタ(VimやSublime Textなど)でスニベットツールを使っていないのであれば是非。

Webからダウンロード

iTerm2 - Mac OS Terminal Replacement - オススメ

iTerm2

標準のターミナルに比べて多機能。ただし、β版はカナリ冒険しているので安定板を使うことをお勧めします。

でインストールしたら、Mac - iTerm2上で256色のvimを使うを参考に256色設定にすること。

Sublime Text2 - オススメ

超有名なテキストエディタアプリ。無料でも製品版($59)と同じ機能で使えます。無料版の場合は、たまに購入しませんか?ってアラートがでます。

このテキストエディタにはマークダウン用のパッケージ、MarkdownEditingもとっても使いやすいのでオススメです。

Chrome - オススメ

言わずと知れたGoogle謹製のブラウザー。Dev Toolがないと生きていけない。

Google 日本語入力 - オススメ

同じく、Google製の日本語入力ツール。無料では最強だと思います。

Evernote - オススメ

クラウドでいつでもどこでも最新のノートが見れるアプリ。容量の大きなデータを保存しなければ、無料で十分使えます。

Dropbox - オススメ

クラウドでいつでもどこでもファイルを保存・閲覧できるアプリ。
ローカルフォルダ感覚でほとんど意識せずに使えるのは本当に素晴らしいです!

RubyMine - 好み

Ruby on Rails用のIDE(統合開発管理ツール)です。個人利用版は$69(約6,000円)ですが、体験版は1ヶ月無料(機能制限なし)なので良かったら試してみてください。

f.lux - 好み

ディスプレイの色温度を昼/夜で調節してくれるアプリ。個人的にJIN PCメガネをずっと買おうと思ってたので助かる!

COLORS - 好み

Macのネイティブのカラーピッカー、画面上の色を抽出してくれます。最近の必須アイテムです。

SourceTree - 好み

gitなどのバージョン管理の仕組みをGUIで表示してくれるツール。手放せなくなっています。

(2) Xcodeの初期設定

ターミナル(コンソール)を開いて以下を順に実行します。

Command Line Toolの初期設定。次のコマンドを実行して、agree(同意)を選択。

1
sudo xcodebuild -license

(3) Homebrewのインストール

続いてMacでコマンドラインツールを簡単にインストールしてくれるツール『Homebrew』をインストール。以下のコマンドを実行。

1
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

コマンドが完了したら、brew -vで確認。バージョン情報が出ればOK。

(4) gitのインストール

続いてソースコードのバージョン管理の仕組みである『Git』のインストールと初期設定のコマンドを実行。このユーザー名と、メールアドレスはgit内で使われるだけなので自由に設定してください。

1
2
3
brew install git
git config --global user.name "ユーザー名"
git config --global user.email email@example.com

Gitソースコードの管理から除外するファイル.gitignoreを作成します。

1
git config --global --add core.excludesfile "$HOME/.gitignore"

これで~/.gitignoreに常にコミットしないファイルを登録できるようになりました。

例えばJetBrains系のアプリを使っている場合は開発フォルダに/.idea/*といったファイルが自動生成されます。そのような場合は、まずvimで~/.gitignoreを開きます。

1
vim ~/.gitignore

ファイルを開いたら、/.idea/*を追加します。

1
/.idea/*

(5)MySQLのインストール

ここからは日本のWebサイトでよく使われているオープンソースのデータベース『MySQL』のインストール手順です。

まずMySQLをHomebrewを使ってインストール。

1
2
brew update
brew install mysql

インストールが完了したら次のようなコメントがでます。
(バージョンによって多少変わる可能性あり。自分の環境での表示を優先)

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
brew install mysql
==> Downloading https://downloads.sf.net/project/machomebrew/Bottles/mysql-5.6.10.mountain_lion.bottl
######################################################################## 100.0%
==> Pouring mysql-5.6.10.mountain_lion.bottle.tar.gz
==> /usr/local/Cellar/mysql/5.6.10/bin/mysql_install_db --verbose --user=komji --basedir=/usr/local/C
==> Caveats
A "/etc/my.cnf" from another install may interfere with a Homebrew-built
server starting up correctly.

To connect:
    mysql -uroot

To have launchd start mysql at login:
    ln -sfv /usr/local/opt/mysql/*.plist ~/Library/LaunchAgents
Then to load mysql now:
    launchctl load ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql.plist
Or, if you don't want/need launchctl, you can just run:
    mysql.server start
==> Summary
🍺  /usr/local/Cellar/mysql/5.6.10: 9245 files, 351M

次にMySQLを起動時に自動でSTARTさせるための設定をします。
まず、以下のコマンドを実行して自動起動用plistをコピー。

1
ln -sfv /usr/local/opt/mysql/*.plist ~/Library/LaunchAgents

次にコピーしたplistは常に起動するように設定されているので、stopで終了できるように修正します。 まずは以下のコマンドでファイルをvimで開きます。

1
vim ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql.plist

ファイルを開いたらとなっている部分をに変更します。

1
2
3
4
  <key>KeepAlive</key>
  <false/>
  <key>Program</key>
  <string>/usr/local/bin/mysqld_safe</string>

次に、自動起動の設定をします。

1
launchctl load -w ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql.plist

もしplistを修正して再読み込みさせたい場合は以下のコマンドを実行してください。

1
2
launchctl unload -w ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql.plist
launchctl load -w ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql.plist

次にmysqlのroot(管理者)のパスワードとTestDBの削除等を対話形式で行います。

1
mysql_secure_installation

以下は僕の設定です。

Set root password?(rootパスワード設定) => N
Remove anonymous users?(匿名ユーザー削除) => Y
Disallow root login remotely?(remote connectは許可しない) => Y
Remove test database and access to it?(テストDB削除) => Y
Reload privilege tables now?(権限リロード) => Y

ちなみに、HerokuのデフォルトDBである『PostgreSQL』を試してみたい場合は拙著『Mac MountainLionへのPostgreSQLの導入手順』を見ながらインストールしてみてください。

(6)rbenvのインストール

Rubyのバージョン管理を行なってくれる『rbenv』をインストールします。

1
2
brew install rbenv
brew install ruby-build

インストールが完了したら、次のコマンドを実行して、vimで~/.bashrcを開きます。 (zshを使っている場合は~/.zshrcと読み替えてください)

1
vim ~/.bashrc

ファイルを開いたら次の内容を追加。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi

function gem(){
  $HOME/.rbenv/shims/gem $*
  if [ "$1" = "install" ] || [ "$1" = "i" ] || [ "$1" = "uninstall" ] || [ "$1" = "uni" ]
  then
    rbenv rehash
  fi
}

function bundle(){
  $HOME/.rbenv/shims/bundle $*
  if [ "$1" = "install" ] || [ "$1" = "update" ]
  then
    rbenv rehash
  fi
}

編集が完了したらターミナルで次のコマンドを実行。

1
source ~/.bashrc

次にインストール可能なRubyのバージョンをチェック。

1
rbenv install -l

最新のRuby(2.1.0など)をインストール。(xxx-dev, xxx-rc1などは開発版などのため除外)

1
2
3
rbenv install 2.1.0
rbenv rehash
rbenv global 2.1.0

上記のコマンドの完了後、ruby -vを実行して2.1.0などの結果が帰ってくれば成功。

さらにbundle execを省略するために『rbenv-binstubs』をインストール。

1
2
3
mkdir ~/.rbenv/plugins
cd ~/.rbenv/plugins
git clone git://github.com/ianheggie/rbenv-binstubs.git

次に以下のコードを実行。

1
2
3
4
mkdir ~/.bundle
vim ~/.bundle/config
# ↓ を追加
BUNDLE_BIN: bin

これで設定は完了です。一点注意点としては、今後は新しいプロジェクトを作成したら次のコマンドを実行する必要があります。ついつい忘れがちになるので注意が必要かも。
(path/to/projectはプロジェクトのフォルダを表しています)

1
2
3
cd path/to/project
bundle install --binstubs=bundle_bin
rbenv rehash

(7) Railsのインストール

ここまで本当にお疲れ様でした。ということで本題のRailsのインストールをします。

1
gem install rails

コマンドの完了後に、rails -vを実行してエラーが出なければ成功です。

この先、HerokuにPushするようなアプリを作ってみたい場合は

初心者な方向けには、『Rails x Heroku 完全初心者向け チュートリアル』がおすすめです。

Railsを触ったことがある人には、拙著『Rails4でheroku Pushまでの最短手順』を試してみて頂ければ幸いです。

(8) Tips集

以下は必須ではないですが僕がやった設定です。

Sublime Text2の設定

Sublime Text2をコマンドラインから呼び出せるようにする

1
ln -s /Applications/Sublime\ Text\ 2.app/Contents/SharedSupport/bin/subl /usr/local/bin/subl

Macの基本設定

コンピュータ名をを変更。

アプリケーション >システム環境設定 >共有 >コンピュタ名 >(変更)

アプリのインストールでエラーが出る場合は以下を変更

アプリケーション >システム環境設定 >セキュリティとプライバシー >一般 >ダウンロードしたアプリの実行許可> すべてのアプリケーションを許可に変更

Zshの設定

GitHubで盛り上がっているskwp/dotfilesを手順に従ってインストール。

次のautojumpをインストール。

1
brew install autojump

vim ~/.zshrcで以下の内容を追加。

1
2
3
4
5
# alias
alias ls="ls -la"

# autojump
[[ -s `brew --prefix`/etc/autojump.sh ]] && . `brew --prefix`/etc/autojump.sh

で設定を反映。

1
source ~/.zshrc

このdotfilesは頻繁に変更されているようなので次のコマンドで定期的にアップデートすると捗ります!

1
2
3
cd ~/.yadr
git pull --rebase
rake update

SSH認証鍵の設定

もし、GitHubやBitbucketと連携する際にSSH認証を行いたい場合は以下の記事にまとめています。

SSH認証キーをBitbucket/GitHubに設定しよう!

Special Thanks

HomebrewでMySQLをインストールする時に知っておきたいこと

【初心者向け】Mac OSX10.8(Mountain Lion)で Ruby on Railsを動かすための5ステップ

2012-11-27 Mountain Lion に Ruby 1.9.3 & Rails 3.2.8 をインストールした

ruby - How to make –no-ri –no-rdoc the default for gem install? - Stack Overflow

コマンドラインからSublime Textを使えるようにする

Homebrewを快適に使うために設定してる4つのこと

Ruby - Mountain Lion環境への「rbenv」のインストール手順 + 設定方法 - Qiita [キータ]

cohakim’s blog » rails4でbundle execしないでコマンドを実行する(rbenv+rails4+binstubs)

rbenv rehashを行わなくて良い方法 - tech-kazuhisa’s blog

変更来歴

12/12/12 21:33 Growlをアプリ説明から削除
12/12/13 11:00 タイトルを変更、目次系の間違いを修正
12/12/18 20:35 RVMでのオススメのRubyバージョンを1.9.3-head => 1.9.3に変更
12/12/23 23:45 .gitignore/.rvmrcへの設定についての記述を追加
13/04/17 09:50 最新の状態に記事をアップデート
13/04/18 23:00 Pryの記事を追加
13/04/24 11:43 RVMのbundle exec hookを追加
13/05/20 17:25 MySQLのチューニング設定を追加
13/05/21 23:10 MySQLのインストール手順の記述順序を修正
13/09/03 23:10 ソフトウェアを追加、記述ミス修正
13/12/02 22:00 .gitignoreの設定追加
13/12/06 21:00 MacアプリのCOLORSを追加
13/12/23 09:25 現状に合わせていくつかバージョンを調整
13/12/30 08:10 dotfilesの設定を追加
14/01/25 14:20 ヒアリングを元にわかりにくい部分を書き直し
14/01/25 19:45 rvm => rbenvに変更
14/02/12 22:40 ヒアリングを元にわかりにくい部分を書き直し その2
14/03/02 09:40 Brew caskを追加

おすすめの書籍